-1859-
□ヒバ獄と処方箋
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『ほらっ…これ桜クラ病の…』
『…なんだい?』
『処方箋だよ!処方箋っ…!』
『ああ…なるほど』
獄寺から袋を受け取り、マジマジとそれを見つめる雲雀
しかしいつまでも薬を飲もうとしない雲雀に、しびれをきらす獄寺
『…とっとと飲みやがれっ…』
『……………』
やっと中から薬を取り出すも、一向に口に含もうとしない
『どうしたんだよ?』
『……僕こういうタイプのもの、使ったことがないんだよね…』
『は?』
『こんな得体の知れないものを口にふくむなんてごめんだよ』
『…!そんな事言われても…』
『そうだね…』
『?』
『隼人が口移しで飲ませてくれるなら、飲んであげてもいいよ』
『…っ///はぁあぁぁぁっ///』