ガンダム00 パラレル長編
□ミキシング・ディスティニー 第三話
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ミキシング・ディスティニー 第三話
「ただいま。」
屋敷の前で止まった車。
そこから降りてきたクロイツが、執事相手にそう言う。
「お帰りなさいませ、クロイツ様。」
執事が頭を下げるのを見て、クロイツは僅かに顔を歪ませた。
しかし、次にはいつも通りの真顔に戻り、再度口を開く。
「・・・いつもの所にいくので、何かあったら呼んでください。」
「かしこまりました。」
一礼する執事に笑いかけて、一直線に二階に上がる。
クロイツの部屋とは別の部屋を、ノックも無しに入った。
「・・・ただいま。」