図書

□バツゲーム
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「考えるから待て」

何だかよく分からないが、とりあえず今は良いらしい。


バツゲームを言われぬまま午後になった。

居間で座っていた紅蓮の許へ淹れてやった紅茶を持っていってやった時。

「騰蛇飲むだろ?」
「あぁ。ありがとう」

机の上に置いてやったら、とんでもない事を言ってきた。

「勾、ちょっと来い」
「は?」

座って手招きしている。
何か企んでいるようだが、仕方ない。

「何の用だ」
「ここに座れ」

自分の足の間を指さして言った。

「………」

とりあえず無言を通した。


「バツゲーム」

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