物語

□酔っぱらい
3ページ/5ページ

と溜め息を付いた。

「慧斗。もう寝ろ」
「…なぜだ?」
「お前は酔ってんだよ。だから早く部屋に戻れ」
「嫌だ。…部屋には、お前が、居ない…」

普段の彼女からは決して聞けない一言が出た。

その一言に気を良くしながらも騰蛇は僅かに苦笑した。

「今日はやけに甘えるな。分かったよ。此処に、居ろ」

そう言って慧斗を寝かせ、自分もベットの中に入る。

それは晴明が起こした二人だけの特別な時間。


をやっぱり見ているヤツは居たりする。


End.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ