物語
□酔っぱらい
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と溜め息を付いた。
「慧斗。もう寝ろ」
「…なぜだ?」
「お前は酔ってんだよ。だから早く部屋に戻れ」
「嫌だ。…部屋には、お前が、居ない…」
普段の彼女からは決して聞けない一言が出た。
その一言に気を良くしながらも騰蛇は僅かに苦笑した。
「今日はやけに甘えるな。分かったよ。此処に、居ろ」
そう言って慧斗を寝かせ、自分もベットの中に入る。
それは晴明が起こした二人だけの特別な時間。
をやっぱり見ているヤツは居たりする。
End.
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