物語
□行き違い
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家に帰り冷静になった勾陣はイライライラしていた。
だいたい天后に贈り物をするなら本人を連れて行かないだろ。
考えれば考えるほど腹が立つ。
しばらくすると、騰蛇が帰ってきた。
部屋にいた勾陣は下に降り騰蛇の元へ向かう。
「騰蛇、天后はどうした?」
「あー、それなら…何で俺と天后が一緒に居たことを知っている?」
「気にするな。で、天后は?」
「途中で青龍を見つけてそっちに行った」
「なら好都合だ。騰蛇ちょっと外へ出ろ」
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