物語

□行き違い
3ページ/8ページ

家に帰り冷静になった勾陣はイライライラしていた。

だいたい天后に贈り物をするなら本人を連れて行かないだろ。

考えれば考えるほど腹が立つ。

しばらくすると、騰蛇が帰ってきた。

部屋にいた勾陣は下に降り騰蛇の元へ向かう。

「騰蛇、天后はどうした?」
「あー、それなら…何で俺と天后が一緒に居たことを知っている?」
「気にするな。で、天后は?」
「途中で青龍を見つけてそっちに行った」
「なら好都合だ。騰蛇ちょっと外へ出ろ」

.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ