kissよりも言葉をください

□四話
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「(お前はどうして、言わなかった?)」



彼は思い出していた。



昔の記憶を



kissよりも言葉を下さい



〈オイ見ろよ〉


{何だよ?}



〈アイツだぜ?



例の天才少年ってのは、〉



{まじかよ。}



〈あぁ・・何でも隊長格で一番の若さと少年だってよ。〉



{すげーな。}



「っち。



(どいつもこいつも天才天才って・・。)



ン?



オイ・・」



『ふわ・・・!!』



「何してるお前はどこの隊のものだ・・・!?」




『君は?』



「あ・・俺は・・・。



恋に日番谷は名前を言った。



日番谷冬獅郎と、」



『そっか・・冬獅郎か・・・素敵な名前ね。』



「何だ?こいつ普通に接してやがる。」



『どうしたの?』



「いや。」



『あ・・君もしかして』



「又かよ。」



『大変だよね』



「は?」



え・・だって・・君が例の天才少年って言われてる人なんでしょう?



あたしもそうだからなってか・・まぁそう言われるのも一時期だけだし。

なれたらいいよ。』



「あんたもなのか?」



『あら・・礼儀がちゃんとなってないのね。



あんたじゃなくて



冬獅郎に名前を教える恋』



「へ〜お前もなのか。



見えないけどな。」



『な・・貴方こそ天才には見えないは。』



「ハハ。」



『何がおかしいのよ?』



「はじめてだぜ?」



『何が?』



「俺にそんな態度で来た奴。」



『まぁ・・・。



皆おかしいわね。』



「何でだよ。



そういって少し機嫌の悪い冬獅郎。」



『だって・・こんな子に敬語とか、使ってるんでしょう?』



『あぁ・・まぁな。



疲れない?』



「疲れるも何も、使うなって言ってるのに使われちゃぁ何もいえないだろう?」



『変なの。



あたしは霊圧で、物言わせないようにしてるわよ?』



「な・・お前それで」



『大丈夫よ死なない程度だし、コウ見えても隊長格だから、抑えられるのよ?』



「はぁ?!!



ちょまて・・いま・・たい・・隊長って・・」



『えぇ・・言ったわよ?』



「お前・・・隊長なのか?」



『そうよ?』



「プ・・ありえねェ・・・。」



『な・・なんでよ?』



「ハハ・・。」



『笑うな。』



「悪ィわるい。



ついな。」



『まったく。』





こうして、二人の距離はだんだん短くなっていったのだ。





なのに・・
 

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