kissよりも言葉をください

□弐話
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『(ねぇ・・貴方が、私を見ていないって事知ってても、私、いつかは、分かり合える



そう思ったから、ずっと貴方に言い続けてきたのよ。



でも・・貴方には届かないのかな?



私の気持ちが迷惑でしたか?



お願い・・そうならそうと言ってよ。



じゃないよあたし達きっとだめになってしまうわ。)』



+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*kissよりも言葉をください。+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*



『(ねぇ・・隊長。



私達は何故出会ってしまったのでしょうね?



何故・・・・貴方の心は私の方を見てくれないの?



貴方の心は、あの子のほうにあるの?



もしそうだったなら、何で、はっきり言ってくれないの?



あたし・・馬鹿だから期待しちゃうじゃない。



ねぇ・・・貴方は私をどうしたいの?



私、貴方に気持ちを伝えられたから、もういいってそう思いたかった・・・。



でもね、やっぱり貴方からちゃんと言葉を聴きたかった。



私、貴方に・・・)』



[〔貴方に〕父上と母上がお会いしたいと。]



『・・・分かったは・・・。』



「〔貴方に〕俺は!!」



『もういいの・・もう・・気持ちを伝えることは出来たから。』



[・・・?]



『今行くは。』

そう言って、恋は十番隊舎を後にした。



『失礼します。



お久しぶりでございますね。



母上殿、父上殿』



{あぁ・・・}



〈そうね・・・。〉



『(やっぱり変わっていない。)



話とはなんでしょうか?』



{・・・戻って・・こない?}



『・・・?!



どう・・して?』



{分かったのよ・・貴方がいないと、私達は。}



『申し訳ございませんが、そのお話はなかった事に。』



{何故?}



『私は、もうあなた方のお屋敷に戻ることはございません。



今も、そしてこれからも。』



[貴様、親の顔に泥を塗るき『なんといわれても、戻りません。』



[{・・・。}]



『では・・失礼します。』

恋は、話し終えるとまた十番隊舎へ戻って行った。

「お前・・話してるんじゃ。」



『いいのよ。』



「よかねェだろう。」

しばらくの沈黙が続いた・・・・。
が、その沈黙を破ったのは恋だった。

『帰って来いって言われたは。』



「なら帰ればいいじゃないか?」



『嫌よ。私は帰らない。』



「何故だ?」



『嫌気が差すのよ。』



「お前自分の親だろ?」



『それでも・・それでも私は!!



日番谷に言われてか、とうとう恋は、怒りと憎しみに耐え切れなくなってどなってしまう。



私を捨てた親を許せない。



都合のいいように扱う親が許せないの!!』



「お前・・。



今何て・・・・?!!」



『私は一度、捨てられたのよ。



あの人たちに。』




あとがき
恋の過去には何が?!!
次の話でその内容が明らかに!!
 

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