kissよりも言葉をください
□七話
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『ぷぅ。』
「・・・///
(おいおい。
そんな可愛い顔ありかよ。
販促だぜ?
な・・なんだよ今度は、)
何だよ?」
『へへ、別に。』
「(おいおい笑うなよ。
ったく、理性を壊す気か?
でも・・我慢できなねぇんだよな。
だけど・・・もし、それで避けられたらどうする?
もし、嫌われたら?
もし、離せなくなったら?)」
そんなこんなで、考える日番谷を気にも止めず。
恋は、考えていた。
『(ねぇ・・どうして貴方は私にそんなに優しくするの?
私期待しちゃうじゃない。
そんなに優しくしないでよ。)』
ポタポタ
そう考えているうちに
恋の目からは宝石のように綺麗な美しい涙が頬をつたいながら流れていた。
それに気付いた日番谷は。
「(何故泣くんだ?
やっぱり俺が居るのがいやなのか?
俺が嫌いなのか?)」
二人はこうして行き違いのままただ唖然としているしかなかった。
でも日番谷は耐え切れなくなって
恋の唇を奪ってしまった。
恋はただ茫然とそれを受け止める今年が出来なかったのだ。
『ん・・・ちょ・・何して・・・ん・・・////』
「いい加減黙れよ・・・。」
『ぷはぁ・・・。
はぁはぁはぁはぁ』
荒々しく息を上げる恋とそれを見ている日番谷
恋は問いかけた。
『どうして・・キスなんてしたの?』
「それは。」
『(もし、自分の勘違いだったら辛いから、これ以上・・傷つきたくないんだよ・・。)
お願い。
答えて
(ねぇ・・貴方は私のことが嫌いなんじゃないの?)
どうしキスなんてしたの?
(あたし馬鹿だから、勘違いかもしれない。
もしそうだったらあたし悲しいよ。)
ねぇ・・どうして?』
「き・・気の迷いだ。」
『・・・』
ポタポタ
『(そっか・・やっぱり日番谷隊長は私のことを思っていてはくれなかったんだ。
やっと今分かった、日番谷体長が私を思っていないことも全て。)』
日番谷は恋がないているのを見て恋の名を読んだ
でも恋は
『名前で呼ばないで!!』
日番谷は悔やんだ
恋は言った。
『気の迷いなんかで、キスをしないで!!
遊びなんかで私にキスしないで!!』
そういっ恋は走り去ってしまう。
日番谷はそれをただ・・ただ唖然として、そこにたっている事しかできなかった。
恋を見ることしか出来なくて。
恋は泣きながら走りある場所に付き、考えていた。
日番谷もまた、その場で考えていた。