つぶやき。
なんか語ったり呟いたり現状報告。
◆断章のグリム感想 ふみこ。
文章から世界観からして好み。雪乃さんの女の子特有の厨二感に苦笑したけど主要人物より泡禍に巻き込まれる人達に主軸を置いた感じだね、と読んでいく過程でそう捉えました。
オムニバス？ ではなくて群像劇。いいよね。みんなそれぞれの人生があって問題があって物語がある。
しあわせの王子とラプンツェルのエピソードが好き。どれもどうしようもない泡禍の中でもどうしようもない切なさとやり切れなさとが織り込まれている話が好き。
ラプンツェルのふたり。女の子は発狂済みでも前のままの優しい心が残っているのかなって。それで男の子も嫌いじゃない。好きな女の子の美しい在り方を斬り込んで、斬り込んで。アレ、ずっと終わらない行為に泡禍の発生源特有の発狂してるよね…。
ラプンツェルの女の子が必死にお父さん庇うシーンも結局どうにもならなくて…（涙）
でもしあわせの王子の意地悪な子達は因果応報で愉悦感よ〔赤ずきんでも一般のやべー奴が一人だけ生き逃げして音沙汰ないけど元気でやってんだろうな、というすっきりしなさもあったので、やっと私が報われたw〕
それから、いろいろあるけれど、
やっぱり一番衝撃的だったのは一巻のお葬式だなぁ。目をしかめてぞわぞわしながら読みたくなくても読みました。
あと誰かの彼女さんは総じて狂ってる。いやほんと。読んでてそう思った。
アリとキリギリスの女の子は、あんなことになってなんのかんの言っても彼氏にへらついていられるんだから元気にやれていけるだろうなって違う安心感ある。
裏覚えでなんとも言えないけど志弦さんの自殺のせいで神狩屋さんが泡禍からの断章って記憶してたから志弦ろくでもねぇアマだな！って絶望してたけど、真実は神狩屋に泡禍→巻き込まれて自殺→タンシチューのwパンチで神狩屋が断章保持者にだった？
妊娠した自分を人魚伝説になぞらえて自分の身体の一部を料理に仕込んで自殺というロクデモナイ志弦伝説しか記憶に残ってない…。
あと神狩屋さん〔続〕
2018/06/30(Sat) 16:27
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