一年計画

□ヅラ誕
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「……で、今日は何の用だよ」


「今日はヅラの誕生日じゃろ」


「あ、そうだっけ?」


「そうじゃー。だから何かプレゼントを用意しようと思ってのー」


「ふーん。暇だなお前も」


「アッハッハー。おんしらに比べたら断然忙しいきにこの無職が」


「無職じゃねーから万事屋だから!」


「というわけで、皆でヅラに何をプレゼントするか話し合うぜよ」


「(普通に流したよコイツ…)
皆っつっても実質俺とお前だけだけどな。めんどくせーから適当でよくね?」


「そう言うと思ってのー、実はもう用意してある」


「え、何を」


「ステファンの着ぐるみじゃー」


「…………あぁ、いんじゃね?」


「ヅラにはやっぱりステファンぜよ」


「あいつはエリザベスって呼んでるけどな。っていうか俺思ったんだけど、コレ………」






集まる意味なくね!?

「まぁ結果的にはそういうことじゃなーアッハッハー」


「お前わざわざ高杉拉致ってきたくせに、どうすんのコイツ」


「あ」


「「……………」」



















「桂さん、坂本さんから荷物が届いています」


「む、何だこれは。ずいぶん大きいな」



ベリベリベリ……ガサッ



「なっ!?エリザベスではないか!なぜこんな所に」



バサッ



「!?」


「坂本テメー、妙なモン被せた上に、こんな箱に押し込むたァ、どうなるかわかって…」


「高杉!」


「ッ!?(チッ、はかられたか)」






「……ククッ、ヅラぁ…久しぶりだなァ」


「高杉貴様…」


「何だい?やり合おうってんならこっちはいつでも…」


「お前がエリザベスだったのか!」


「………は?」


「まさか貴様がエリザベスだったとは、俺としたことが……」


「……オイ、ちょっとまて」


【桂さん、私はここにいます】


「なんだと!?こっちにもエリザベスが!」


【私が本物ですよ桂さん】


「そうか、お前が本物か。……ではお前は何だ?」


「(ブチッ!)」













坂本最強伝説。
オチがオチなだけに微妙ですが、多分続く……?

いちおうヅラ誕祝いということで(ヅラあんま出てないけど)

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