REBORN小説
□sepia
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セピア色の写真これを見ると思い出してしまう。
大切な人達を守りきれなかった...
その空白の心を埋めるのに沢山の女性と付き合ったが誰も俺の心を埋める事は出来なかった。
だから俺は決めたんだ。
「大事な物なんて作らない。」
そうすれば失う事もなくこんな辛い思いもしなくて済む。
なのにまた新たな護るべき物が増えていた。
親友"アイツら" の忘れ形見であるガキだ。
だが、今でも悔やむのはアイツらも俺と出会わなければこんな事になら無かったのに。
しかし、お前らは親子だな。
俺の目の前で安らかに眠る"コイツ"も同じ道を行くんだな。
もうアイツらの二の舞にはさせない。 絶対お前は守るから...