星屑の欠片(リクエスト小説)

□月明かりの下で・・
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俺が持っていたジョーカーをやすが取った
「なっ・・・。」
「やったで☆」
「くそっ・・・。」
「さぁ、最後の戦いやな。」
「よし・・・。負けんで!」

やすは必死にカードをシャッフルした・・ 
そして、俺は少し賭けながらカードを引いた
そして引いたのは・・
ジョーカーではなくスペードの5だった
「よっしゃ!あがりや。」
「・・・ま、負けたわ。」

やすはがっくりとした表情を浮かべた
「じゃ、罰ゲームとしてやすには俺の言うこと聞いてもらお。」
「く・・・。」

そして、その罰ゲームとして今日に至っているわけだ
「やす。結構人ごみやからはぐれんようにいかんとな。」
「わかってるって。」
「なぁ、手ぇ繋ごうや。」
「嫌や。」
「そんな冷たいこと言わんで。ほら・・。」
俺は無理矢理やすの手をとって人ごみの中へ入っていった
やすを見るとやすの表情は赤くなっていた・・・

「なんか可愛えぇな・・。」
「なっ!何や・・見るなや。」
「すまん、つい見とれてな・・。」
「っ////。」
ますます赤くなるやすの顔
見ていて余計に俺の心の中に不思議な情に駆られ始める
やすのこと俺は本当に大好きや・・・
この気持ちは止まらへん・・
つい苛めたくなってまう・・・
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