星屑の欠片(リクエスト小説)

□月明かりの下で・・
1ページ/14ページ

夏に響くもの・・・
それはこだまする花火・・
「やす、仕度できたか〜。」
「あ〜できたで・・・。」
やすが少し恥ずかしそうに部屋から出てきた
「う〜ん。きれいやな〜浴衣姿。」
「・・っ。」

恥ずかしそうに顔を染めるやす・・
その姿が色っぽくて・・
今すぐにでも襲いたくなる衝動に駆られる・・
「さっ、花火見に行こ。」
「あぁ・・・。」
「じゃ・・・。」

そっとやすの手を取って花火を見に行った
「なっ、かぁゆ手放してって・・。」
「何で?別に普通やん・・。」
「俺はな・・男やで!そんな男同士で手ぇ繋ぐなんておかしいやん。」

そう言ってやすは握っていた手を振り払った
「なんや・・つまらんな〜。」
「つまらんやない・・浴衣だけでもえぇと思え!」
「今日は罰ゲームやのに・・。」
「そうやけど・・。」

そう、浴衣を着せたことには訳がある・・
午前のこと・・
俺とやすは二人で賭けをした
それは簡単な勝負・・
二人でババ抜き・・
「最後までババが残ったら今日一日言うこと聞くんやで。」
「おう、俺が勝ったら、かぁゆも言うこと聞いてや。」
「わかってるって、さぁやろか。」
そして、勝負は始まった・・
勝負が始まって数分後・・・
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ