夢小説

□ガーデニングの詩
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私はガーデニングをするのが好きだったりする。まぁ好きな花を鉢植えに植えて育てるくらいの、所詮は素人のガーデニングではあるが。
最近出会った同い年のガーデニング仲間の少年に色々教えてもらいながら、切磋琢磨している状況だ。彼は凄くガーデニングについて詳しくて同い年の子なのに尊敬してしまう。(実際尊敬しているが)

「でね、忍足!その人本当凄いの!」

この私の尊敬する人を誰かに知ってもらいたくて忍足にその少年の話していた。

「その人その人て名前なんなん?」

私としたことが名前で呼ばずに話をしていたようだ。

「たぶん忍足も知ってる人だよ?
立海大付属中の幸村精市くん!」

色々話すようになってから彼がテニス部の部長さんであることを知った。ずっと園芸部だと思っていたよ。

「…自分、凄い奴と知り合いやな」

あれ?忍足の笑顔が引きつった?どうしてだろう。
幸村くん、そんなに凄い人なのかな?

「やっぱ幸村くんって凄い人なんだね」

そう聞くとまぁ部長やしな、と言われた。なるほど、部長だもんね。凄い訳だ。

「で、忍足にプレゼントがあります!」

はいこれ!と私は自分で育てて咲かせた花を彼に手渡した。

「…カーネーション?」

今日母の日やないで?と目の前の彼は見事なボケをかました。馬鹿か、と言う思いを込めて一発頭を叩くと痛いわ、と叩かれた頭を撫でながらそう呟く。

「母の日は赤いカーネーションでしょ!これはピンクよ!」

後は自分で調べてね!と私は彼に告げた。




ガーデニングの詩

―――ピンクのカーネーション、
その意味はあなたを熱愛します






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