Revind words

□2nd single [刹那-Setsuna-]
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もう一度だけあの花を咲かせたくて...


枯れた花を持ち、歩く少女に

僕は悲しみのプレゼントを手にそっと乗せてあげた

少女は微笑みを僕にくれた

そして僕は心を無くし、感情も忘れた



暗号化する脳裏で

僕は彷徨い続けていた


「何が良くて、何が正しい?」

そんなことで時は過ぎて逝き



時計を無くした街で僕は独り叫ぶ

孤独だからではない、ただ、無性に叫びたいだけ

感情を抑え切れない僕の眼には

もう光など映らない...



嗚呼 悲しみだけが

嗚呼 少女を狂わせ

嗚呼 僕の懐に


鋭いナイフで僕を....

壊した...



崩れ落ちていく僕の身体と共に

君への切ない憶い、過去と共に消して!

堕ちていく駄天使の様に

世界は滅びる


嗚呼 これが夢でありますように



悲しみの少女は

いつしか時を刻み出し

血液ナイフを研ぎ澄ませ

今日も


独り


歩き出す...
 

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