うーん
私の悩みの種は同僚から借りたこのティーンズラブコミック
何がティーンだよ・・・とは考えず素直に読むとそこには階段の踊り場やエスカレーターや車の中で貪り合う姿
実際現実にそんなコトあったら大変だって思ったけどコレはコミックの中での話だった
だいたいそんな常に盛ってたら問題ありでしょうに
読み終えたコミックを枕元に置いてそのまま眠りについた
今夜も義仁は遅いらしい
昨日帰って来た形跡はあるけど、朝一でそのまま出勤したらようで、そんな働き方をしていたら身体を壊すよと声をかけても平気だって言い張って言う事聞かない
流石にこんなに働き詰めだと色々と心配よ
将来のコトとか
「ちょっと良い?」
「うん・・・」
ランチから戻って来ていきなり何かしらと思いながら彼の背中を追うと非常階段へと出た
「話ってな・・・んんっ!!」
キスをしながらスカートの中を弄られてクラクラしてきた
でも此処は会社
もし誰かに見られたらって思っても久しぶりに交わすキスを止められない
「久しぶりにキスしたね」
「うん・・・」
「止まんないかも・・・」
「あたしも・・・・」
お互いもっと欲しい気持ちが高まりすぎて止められなかった
なるべく形跡を残さない様に身なりを整えていると、後ろから抱き竦めれた
「意外と背徳的なやつ好きなんだ」
「え?・・・あっ、アレは・・・」
「次は会議室にする?」
「いや、もう無理!!いつ誰が見るかわかんないもん!!」
「それが良いんでしょ?」
「義仁の意地悪・・・」
「次はとりあえず、今夜」
もっと教えて、囁いて