Novel
□ゲンミツな気持ち
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「なぁ、はーなーいー!」
まただ・・・
いっつも田島は、こうだ。
勉強、勉強って・・・
やりもしないくせに。
しかも、その上目遣いは
は・ん・そ・く!
「お前、どうせしないだろ!
いっつも途中でやめるだろう。」
「今日は、やめないって!ちゃんとするからぁー。」
「―――…はぁ。わかったよ。
今日、家に来い。」
こうやって
いっつも田島に負ける。
オレは、田島が好きなんだ。
田島がこれを知ったら・・・。
完全に嫌われるだろう・・・。
けど、もうそろそろ限界かも。
「そろそろ来るかな?」
「はーなーい!はーなーいー!」
外から田島の声がする。
オレは、田島を部屋に入れる。
「んで、なんの教科だ?」
「んー・・・。保健!」
「ななななななッ!?保健!?」
「おしえてくれよぉー。」
田島は花井に詰め寄る。
「ッ!?///・・・んァ。」
花井は田島をベットに押し倒していた。