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□デュラララ!!
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中途半端な愛なら要らない…そうでしょ、シズちゃん?


って、君に言っても意味ないか。

単細胞だもんね。たまに鋭いけど…動物的カンってやつ?


[GRAY ZONE-iz]



「なんでまだ息してるんだろうね、シズちゃん」


久しぶりに池袋に戻ってみたら、何だか周りに人が増えてたよ。

ま…一部は、俺が出合わせたようなものだけどさ。


アハハハハ!

命を狙う女の子とロシア人の娘に、

俺の中二病の妹二人。

あと、首無しライダーと首無しフェチの闇医者。

昔から君の周りにはロクな奴が集まらないね!
同情するよ!

アハハハハハハ!!


ハァ…俺はどうして出会っちゃったんだろう、こんな化け物に。


それを訊いたら、『知るか!』って言う前に殺しにかかるだろうね…で、俺は逃げる。

こっちだって、知ったこっちゃない!情報屋の俺でもね。

後悔?まさか!俺が後悔してるのは、いつも死なせられないことと、あの時だけ人間を舐めてたこと…そのくらいだよ。



『中途半端な愛』は俺の中には存在しない。

なぜならいつだって本気だから。本気で人間を愛しているから。


存在しないから…

だから俺は『大嫌い』なんだよ、シズちゃんのことが。


君は、気づいてくれるかな…くれないよねぇ。

アハハ、アハハハハハ…




end.
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