言葉の垣根

□大きな穴
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大きな穴がありました。

コロコロ転がった小石が
コロン♪

「…」


静かな穴は、
物、音、光、力、、、
全てを消し去り「無」を生む

ただそこにある黒い闇は
広がりもせず
縮みもせず

ひたすら「在る」

いつから?
どこまで?
なんのために?


、、、見つめる者は
いつしか自分を失う。


自分の「前」を。


「後ろ」だけを残して、、、。

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