不思議

□アレクサンドリアの大灯台
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これは紀元前280頃、エジプトの貿易都市アレクサンドリア沖の
ファロス島に建設されたという大灯台。
アレクサンダー大王によるエジプト征服後
エジプト国王プトレマイオス2世によって建てられたとされています。
この灯台は大理石で作られており、3階建てで
全体の高さは120m〜140mまであったと伝えられています。
他にもコーン型の屋根があり,ポセイドンの青銅像が据え付けられていたという。
またこの灯台のすごい所は油を燃やし
その明りを青銅製の反射鏡で海上を照らしたということである。


当時,アレクサンドリアは貿易が栄えており、この大灯台の光は
50km以上の先の船からでも確認できたというので
寄港する貿易船にとって分かりやすい標識となりました。
また逆に灯台からも50キロ先を確認できたので
火桶と反射鏡の光で敵の船を焼くことが出来たなどの伝説も残っています。


この灯台は14世紀(西暦796年)に起きた大地震により倒壊してしまい
現在ではその土台が残っているだけであるが
近年、地中海海底から灯台の痕跡とみられる遺物が発見された。
しかし残念ながら、船を攻撃できたかどうかまではわかっていない。

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