不思議

□ムー大陸
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ムー大陸とは
今から約1万2000年前に太平洋の中心に存在し
一夜にして沈んだとされる幻の大陸。
大きさは東西8000km
南北5000kmにも及んだと考えられており
現在のハワイ諸島やマリアナ諸島
イースター島など太平洋の島々はムー大陸の一部で
元は陸続きになっていたのではないかとされています。


その証拠としては太平洋の島々には巨大な石を使った遺跡や
石像などの文化的共通点があることや
これらの島々に大洪水の伝説が残ってることなどからわかります。


ムー大陸の存在が唱えられ始めたのは
1868年にイギリスのジェームス・チャーチワードという軍人が
インドに訪れたときにヒンドゥー教の僧侶に
寺院の地下にあった「ナーカル碑文」という
粘土板の古文書の解読を依頼され、その解読の結果
ムー大陸について書かれていることがわかり
それを1931年に彼が
「失われたムー大陸」(上の写真)という著書で
発表したのが始まりだと言われています。


ムー大陸についてチャーチワードの研究で
人口は約6400万人、七つの大都市があり
石畳の通路、宮殿、神殿などの大石造建築物が多く
高度な文明をもっていて
世界中の国と貿易をしていたことが解っています。
また、帝王ラ・ムーという人物がムー大陸を治めていたそうです。


ムー大陸について色々ある中で
最大の謎は一夜にして沈んだとされている点です。


これについては色々な説があるのですが
一番有力と考えられているのが
ガスチェンバー現象というもので
ムー大陸の火山が噴火し、その時地下に充満していた
火山ガスに引火して爆発し、元々ガスがあった空洞が崩れて
ムー大陸は一夜にして滅びてしまったとされています。


しかし一方では、太平洋の島々は
文化において共通点はあったが
ムー大陸は初めからなかったのではないかという説もあり
これについて少し前まで
昔の技術で太平洋を横断することはできないとされていましたが
実験でカヌーやいかだでの遠洋航海に成功していることから
太平洋の島々をカヌーなどで行き来し
ムーの文化を築いていった事も考えられています。

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