□お題壱
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果たして、アレなのだろうか。

今朝からテマリは具合がよろしくないらしく、あ゛ーだの、う゛ーだのと意味をなさない言葉をイライラと発しながら歩いていた。

腹をさすっている。

顔色も悪い。

しまいには口元を押さえて、ちょっとトイレ、と化粧室へと消えていった。

居間に取り残されたカンクロウと我愛羅は今がチャンスだとばかりに顔を突き合わせてコソコソと話し出した。

「アイツ最近ずっと調子悪いけど、平気なのかな」

「木の葉から帰ってきてからずっとだ…奈良か?」

「え、じゃあもしかして俺ら叔父ちゃん?」

「お前ちょっと真相聞いてこい」

「嫌だよ、違ったらぶっ飛ばされるじゃん。我愛羅行ってこいよ」

「やだぷー(笑)」

「何それ超ウゼーんだけど!!!ぷーて何?!(笑)とか使うな!!」

「ダメか?」

「ダメぢゃん!!」

「ねぇ、何の話?姉さんにも聞かせてよ」

瞬間にして、兄弟の顔色が青ざめたのは言わずもがな。

ちなみに、テマリはお便秘で気が立っていただけで、口元を押さえたのは欠伸が出たからだった。

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そして物言わぬ屍が二つほど…



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