シアワセノウタ

□デアイノウタ
3ページ/8ページ

-時間・午後12時40分-

「ごちそうさま〜

「思ったより美味しいね、安いし。」

「美味しく無いと人来ないしな。」

「え、なんで

オレの言葉にセアは疑問に思ったらしい。

「セアさん、この食堂は学園の施設ですが学園関係者以外でも使用出来るです。」

「そうなんだ。」

「ここはギルドが経営してるからな。普通の学校とは大分違うからな。」

「それに授業時間以外なら学園の外出ても良いし。
さすがに朝や昼はいないけど夕食は外で食べる人も多いし。」

「なんだか面白い所だね、ここ。」

セアは笑いながら言った。

「これで学園で無かったらもっと良いんだけどな〜

「ニアさん

「学生が言ったらダメなセリフだろ、それ

「明日からだよね授業って。」

「そうですよ。」

「またあの地獄の日々が始まるの〜
面倒くさい〜

「ニア、呆れて何も言う気になれない

「ニアちゃん、そんなこと言わないで頑張ろう

「セアが言うなら頑張るけどさ〜
………そうだ

今まで愚痴を言ってたニアが突然何かひらめいたように言った。

「どうした
「なんですかニアさん
「ニアちゃん

「どうせ暇だし、セアにこの学園にどんな場所があるか教えよう

「いきなりだな
「暇だから、ですか
「ありがとう、ニアちゃん
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ