シアワセノウタ
□デアイノウタ
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-カルセリア学園・食堂-
「美味しいね〜」
ニアの前には沢山の料理が…
「良かったね。」
「よく食べれますね」
「太るぞ。」
三人の感想
「だって朝食あんまり食べなかったし。
アルヴァ五月蠅いよ」
「どう考えても太るだろう、まず人が食べれる量じゃ無いだろう」
「運動量多いから大丈夫、アタシは亜人だし。」
「理由になって無いと思いますけど…」
「ニアちゃん、仲良い子いるんだね。良かった」
「そういえば、セアきちんと自己紹介しないと、二人も。」
「そうですね。」
「すいません」
「ほとんどお前のせいでやるタイミング失ったんだけどな」
「アルヴァ」
「ニアさん、アルヴァさんダメですよ」
レクトが喧嘩をしないように言う。
「ぼくはレクト・アイルカレンです。」
「オレはアルヴァ・ハクレイだ。」
「レクトくんにアルヴァくんだね、よろしくね。」
「次はセアの番だよ。」
「うん。わたしはセアリルーシャ・テス。ニアちゃんと同じ村の出身で、幼馴染みなの。」
「だから゙セア゙か。」
「だって長いもん。」
「ニアらしい理由だな。」
「なんか腹立つんだけど」
「ニアちゃんは変わらないね。」
「昔からこんな奴なのか?」
「うん」
「五月蠅〜いとにかくミンナ早くご飯食べよ」
話題を変える為のニアの大きな声が食堂に響いた。