シアワセノウタ

□第一話〜ハジマリノウタ〜
2ページ/11ページ


「今は7時…。準備して食堂行くか」

今日からアルヴァはアウリア・クラスになる。
組の発表は8時半からだから間に合うだろうと思った。

組替えはクラスが変わる3年一回しか無いから楽しみにしてる人が多い。
とくに好きな人が別の組の人は…。

アルヴァは準備してすぐに部屋を出るとある部屋の前に行った。

「アイツは…もう行ったか」

アルヴァはチームを組んでいる年下の少年の真面目なところを考えれば、もう出かけていてもおかしく無いだろうと思った。

「アッチは多分まだ寝てるな」

アルヴァはもう一人、チームを組んでる少女のこと考えた。

「無視するか…」

女子寮行くの嫌だった。
何か変な噂流れると面倒だからだ。
それでも起こしに来いと言う無茶苦茶な少女だったが…。

アルヴァは寝坊する方が悪い、と思った。

「食堂に行くか、いるかも知れないし」

アルヴァは時間のことを考えて少し急いだ。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ