シアワセノウタ

□第零話〜プロローグ〜
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どれくらい前だったかな…
この世界、アレスティアに災いが起こったのは…

ずっとずっと昔…
人々の欲や悪意…、そういった負の感情のせいで悪しき存在が生まれたの
それはヴァイスと呼ばれるモノだったの…

ヴァイスは生命の源であるマナに近いものだったの…
人々はヴァイスの影響を受け、狂気に飲み込まれ、人と呼べなくなるほど歪んだ生命に変わっていったの…

その時現われたのが、唄姫と呼ばれた少女だったの…
名はたしかメイル・アクレイシア…

唄は古代魔法の一つ…
この時は珍しいものじゃ無かったけれどね…

唄姫は唄うと願いを叶えるとされる、七の唄を唄い、ヴァイスを浄化したの…

これがアレスティアで起こった、ヴァイスの災いだったの…

今から話すのは十年前にあったお話しなの…

ヴァイスはまた現われたの
そしてまた、世界を蝕んだの…

アレスティアの人々はね、見てるこっちは面白いくらい混乱してたの…

それを救ったのは、一人の若い女性だったの…
名はレーメリア…

その人は唄姫が唄った後、危険だと判断され封印された七の唄を知り、唄ったの…

ヴァイスは封印されたの…

唄姫とは違い、消すことは出来なかったの…

レーメリアは、命を捧げて唄ったのにね…

この災いにより多くの人々が亡くなり、居場所を失ったの…

その中で親を失った孤児達を引き取ったのは、ギルドが経営する戦闘技術を学ぶ為の学園、カルセリア学園だったの…

この物語は、この学園で学ぶ孤児の少年と古代魔法を唄う少女の…

共に学び、過ごした日々の物語なの




さっきから喋っている自分は誰だって?

メルはメルーシャなの
メルのことはそのうちわかることだから、今は気にしないの

それじゃあまたなの…
 

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