こんにちは。とてもお久しぶりですね。蓮です。元気に生きていました。久しぶりすぎて何から書けばいいのやら…笑
一つ一ついきます。
まずは、サイトを長い間放置して本当に申し訳ありませんでした。日々の変化や忙しさに流されて、サイトの事がどんどん後回しになっていきました。いつか更新されるかもしれないと通って頂いた方がきっといたと思います。今現在、ここを見てくださる方がどれだけいるか分かりませんが…本当に申し訳ありません。
次に、キリリク頂いていたものや相互リンクさせて頂いている管理人様への捧げ物、またこういう形を取ることになってしまったというご挨拶にも行けず申し訳ありません。リンクページは厚かましくもそのまま残しておくつもりなのですがどうぞべりっと剥がして頂いて構いません。それと、こんな形になったのは決して沖神愛がなくなったとかではないです。むしろ今も大好きです。ただ、作品作りに繋げる情熱が薄れてしまったのは事実です。書きたい!と思うことはあっても時間がなかったり、時間があっても別のことを優先してしまったりと、そんな日々の繰り返しでした。
沖田と神楽が大好きだ!という気持ちが溢れて勢いで作ったこのサイトも、もう…何年でしょうね笑
当初はおばあちゃんになるまで続けていたいと日記に書いたような気がします。長い人生の中でのたった数年だけの、このサイト。荒らされることも晒されることもなく、ただただ平和なサイトでした。
むしろ私の至らない所を指摘して下さった方がいらしたり、応援のコメントや大好きだと言ってくださるコメントばかりでした。
このサイトを作って本当によかった。
お察しの通りですが、この日を持ちまして皆様とはさよならです。作品は消してしまいたい事山の如しですが、残しておきます。恥ずかしいので持ち出し厳禁で…!お願いします…!こんなに放置しておいて言えた事ではありませんが、淋しいものですね。今やっぱりやめようかと思いました笑
でもきっと。こうしなくてはいけないんだと思います。

星空伝えて君を愛してる

これは私が大好きな歌の一節です。どうかこの広い空の下、たくさんのありがとうと愛してるが皆様に伝わりますように。

ありがとうございました。

























































また会えるか、と聞かれて思わず目を丸くした。
どこかに行くわけでもないのに、そんな突拍子のない質問に咄嗟に答えられず沈黙が流れる。
感情がすぐに顔や態度に出る女のくせに、今は何を思ってのことなのか全くわからない。
ただ、不安そうな瞳がこっちをじっと見据えていた。

「……会えるだろ、別に、」

長い沈黙の末出た言葉はそれがやっとで、「別に」何なのか自分でも説明はできない。そんなよくわからない返事でも納得したようで。

「…わかった!」

チャイナは満足そうに笑うとくるりと背を向けて歩き出した。

「あ、おい、」

思わず引き止めると素直に足を止めまたこちらを振り向く。何を言うつもりでもなかったのだけど、引き止めた以上何か言わなくては。

「…あー…また、明日」

「ウン!また明日ナ!!」

軽く手を振ると、チャイナは同じように手を振って再び背を向けて歩き出す。そして万事屋に続く角を曲がって見えなくなった。

思えば初めてだった。

明日もまた会う「約束」をしたのは。

「…また明日」

1人ぽつりと呟いて歩き出す。今更初めての約束をしたことを不思議に思いつつ、チャイナの顔を思い浮かべた。気付いた時には、とっくに好きだった。それは自惚れじゃなく、チャイナもきっと。

今日始めて約束をしたように、拳を交えるだけだったお互いの手を、握りあったりする日がくるのだろうか。

お互いを罵倒する言葉しかでてこなかった口から、労わりあう言葉が出てきたりする日がくるのだろうか。

まだ恋人同士ですらない今、想像もつかない未来。けれど恐らくそんなに遠くない未来。そんな未来に。

いつか、会えるといい。

柄にもなくそんなことを思いふと空を見上げればいつの間にか日はとっぷりと暮れ、星空が広がっていた。







(星空伝えて君を愛してる)
2014.12.4 蓮
2015.2.4 拍手撤去致しました。労いのコメントを寄せて頂いた全ての方に、改めてありがとうございました!

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