過去拍手

□21代目〜25代目
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「ねえ、ちょっと!」

「?…私アルか?」

「そう、君!名前何て言うの?」

「神楽」

「へえ、神楽ちゃんて言うのか。今何してたの?」

「新八に頼まれて、買い物行く途中」

「新八って神楽ちゃんの彼氏?」

「はぁ?テメー冗談も休み休み言うヨロシ。あんなダメガネが私の彼氏なわけねーだろ」

「いや、あんなって言われても見た事ないし…彼氏いないの?」

「彼氏?いないアル」

「まじで!?勿体ないよー神楽ちゃんすげえ可愛いのに!」

「そんなもん作る意味がわかんないネ。何か得する事あるアルか」

「じゃあさ、俺が彼氏になってどういう事すんのか教えてあげよっか?」

「いらないアル」

「はは、即答か…じゃあ俺とちょっとだけ遊ばない?」

「嫌アル。銀ちゃんに知らない人についていっちゃいけませんて言われてるネ」

「でも俺らもう知り合いじゃね?」

「えー…でも、買い物が、」

「ちょっとだけ!お願い!1時間でいいから!」

「しつこい奴アルな…わかったアル。でも1時間経ったら帰るからな」

「まじで!ありがとー!じゃあ行、」

「どこ行くんですかィ?」

「!?な、何で真選組が…」

「テメー、何の用アルかサドヤロー」

「テメーにゃ用はねェよクソチャイナ」

「え、神楽ちゃんの友達?」

「こんな奴友達じゃないアル、他人以下の知り合い未満アル」

「どんな関係かって聞かれたらただの一般市民と警察でさァ。…で?こんなまだ年端も行かないような女を一体何処に連れてく気だったんで?お兄さん」

「…や、あの…すみません何でもないです!」

「あ、ちょっと!…何アルかあいつ。この神楽様がせっかく遊んでやるって言ったのに」

「馬鹿じゃねーのお前」

「お前まだ居たアルか!!大体年端も行かない女ってどうゆう事ネ!?私はもう立派なレディーアル!!」

「自分でレディーだって思ってるとこがガキだっつってんでィ。まだ14のくせに。大体立派なレディーはああいうチャラい男にほいほいついて行ったりしねェもんでさァ、覚えときな」

「うっせー!!私はお前と違ってお願いって言ってる奴の言う事を無視出来る程冷たくないんだヨ!!」

「…ついてったら何されてたかわかんねェんだぞ」

「…?何されてたかって?」

「そんなんもわかんねェのに普通ついて行くかよ…」

「…ふん!何にしてもお前には関係ないアル!」

「関係なかったらいちいちナンパなんかに構ってねェし」

「は?」

「…何でもねェ。ガキに言ってもわかんねェ話」

「てんめェェェェ!!刀を抜くヨロシ!!今日こそどっちが上か白黒はっきりつけてやるネ!!」

「は、上等でさァ!!二度とこの俺に逆らえねェようにしてやるぜィ!!」
























「はー疲れた…今日はこの位にしといてやるヨ」

「おい、さっきの話だけど」

「は?」

「…お前、俺がもしもお願いだからキスさせてっつったらどーすんの?」

「…何ソレ?気持ち悪っ。絶対やだ」

「…」










ちょっと期待しちゃった沖田くん
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