過去拍手

□6代目〜7代目+幻の8代目+9代目、10代目
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「足りない」

「は?」

「あー足りないー」

「何が足りねえの?」

「言ったらくれるアルか?」

「…いや、物にもよるけど。酢昆布か?」

「違う」

「給料」

「確かに足りないけど今足りないのはそれじゃないアル」

「んーじゃ何だよ?」

「愛」

「…は?」

「沖田は今何してますか」

「…デスクワーク?」

「そう。いつからしてますか」

「えー…っと、1時間くらい前、か?」

「正確には1時間と15分前アル。で、その間一言でも喋りましたか」

「…喋って、ねえ、な」

「いつもはベタベタしてくる沖田が1時間15分も構ってくんないから、沖田不足で死んじゃう」

「え、何それ。何でいきなりそんな可愛い事言っちゃってんの?」

「事実を述べただけヨ。あとどのくらいで終わる?」

「あと〜…15分くらい」

「じゃあそれまで頑張って生きてるから1回ぎゅうってして」

「しょ、しょうがねえなあ〜1回だけな?」

「しょうがねえとか言うならもういい」

「いや嘘!ごめん!ぎゅうってさして!」

「しょうがないアルな〜」

「(俺がねだったみたいになってる!)」

「…」

「…いい?」

「うん。早く終わらせるヨロシ」

「おう。…チャイナ」

「何?」

「愛してるぜィ」

「3へぇ」

「デレたと思ったらもうツンか!!」




やっぱり最後はツン
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