過去拍手
□26代目〜最後
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「絶対無理」
「いや…だから、何で決め付けんの?」
「だってそんなのできっこないアル」
「んなのやってみなきゃわかんねえだろィ」
「だって今やれないでしょ」
「そりゃあ…そうだけど」
「だから、さっきから言ってるけど、私は無理だって思うアル。可能性は0%だって」
「だからそれがおかしいっつってんだろーが!絶対とか0%とかありえねーの!!」
「だから!!『私は』無理だって思うって言ってるだろーがヨ!!それは私の考えであって、それを沖田が否定する権利なんかないネ!!」
「むかつくんだよ、その真っ向から否定する考えが!!」
「むかつくって…っ!じゃあ今すぐやってみせろヨ!!それで出来たら謝るってこれもさっきから何っっっ回も言ってるアル!!」
「だぁからい・ま・は!!無理だろ!!ねえんだから!!」
「じゃあ明日!!」
「何でんな事の為にもう二度と使わないよーなもん買わなきゃいけねえんだよ」
「ほら、その程度の情熱でしかないくせに」
「…本っ当むかつくな、お前」
「こっちの台詞アル」
「もう駄目だな俺ら。離婚しようぜ」
「いや結婚してないから」
「…銀さんあの2人何をあんなにヒートアップしてるんですか?」
「あ?けんだまだよ、けんだま」
「けんだま?」
「そう。沖田くんが一発でけんだまの玉を皿に乗せられるかどうか言い争ってんの」
「…え?いやいや、でももう1時間近く…」
「やるよ、あいつらなら」
「…」
(確かにけんだまに関して言えば、可能性0ではないだろう)
(しかし一発目で玉を皿に乗せる事が出来ないのが沖田くんの残念クオリティーなのだと思います。)