過去の過ち

□永遠なる孤独
1ページ/1ページ

どうして、こうなったんだろう。

どうして、あんな事してしまったんだろ。

昔の俺は、こんなんじゃなかったはずなのに…。

取り戻せない過去に苦しみ。

抱えきれない罪に、侵される。俺は、何がしたかったんだろうか。

結局、自分の首を絞めていた。

幼い頃から、親に虐待され、手を差しのべても届かない。

親しかった親友は、俺を置いて何処へ…。

いつも、俺は独りだった…。

これから先に、自分にどんな難が襲うか分からない。

外の世界へ歩んでも、俺の居場所はありはしない。

道を歩く人と人…

俺から見れば、闇の世界だ。

誰かを宛にしても、誰かに救いを求めても、誰も答えてくれないだろう…。

只、言える事は、俺は独りってことさ。

夜空の向こうに、何が映る?

哀しみに満ちた、俺の心だった。

もし、俺に羽が生えるなら、空を飛んでみたい…

幾つもの時を越えて、羽ばたいてみたい。

例え周りに、誰もいなくても、あの星に向かって飛ぶのさ…。

いつまでも、独りで…

永遠に……

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ