過去の過ち
□永遠なる孤独
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どうして、こうなったんだろう。
どうして、あんな事してしまったんだろ。
昔の俺は、こんなんじゃなかったはずなのに…。
取り戻せない過去に苦しみ。
抱えきれない罪に、侵される。俺は、何がしたかったんだろうか。
結局、自分の首を絞めていた。
幼い頃から、親に虐待され、手を差しのべても届かない。
親しかった親友は、俺を置いて何処へ…。
いつも、俺は独りだった…。
これから先に、自分にどんな難が襲うか分からない。
外の世界へ歩んでも、俺の居場所はありはしない。
道を歩く人と人…
俺から見れば、闇の世界だ。
誰かを宛にしても、誰かに救いを求めても、誰も答えてくれないだろう…。
只、言える事は、俺は独りってことさ。
夜空の向こうに、何が映る?
哀しみに満ちた、俺の心だった。
もし、俺に羽が生えるなら、空を飛んでみたい…
幾つもの時を越えて、羽ばたいてみたい。
例え周りに、誰もいなくても、あの星に向かって飛ぶのさ…。
いつまでも、独りで…
永遠に……