過去の過ち
□孤独の脱落君よ
1ページ/1ページ
人は死んだら、何処へ逝くのだろう。
死んだ者に、祝福はあるのだろうか…。
例え肉体を失っても、魂は俺達を見守ってくれている。
愛しい彼を失った君よ。
親しい友を失った君よ。
独りで閉じこもり、何を思う。
切なく辛く暗い闇。
闇の中で生死をさ迷う君よ。
闇の中で心を閉ざす君よ。
誰も受け入れず、信用を失った君よ。
闇を照らすのは、希望の光。
その光は、失った者達が君に遺してくれる。
それは、目に見える物でもあり、見えない物。
それに気付くか気付かないかは、君次第。
たまには、俺にも頼ってほしいもんだ。
何も出来ないかもしれないけど。
君を支えてあげる事くらいはできる。
そして、もし彼が生まれ変わったら、また好きになって欲しい。
その時は、また笑顔を取り戻して欲しい。
そして、次こそ自分の幸せを掴んで欲しい。
平和な世の中を祈って欲しい。
もう、悲しまなくていいんだよ。
俺が君の苦しみを解き放ってあげるよ。
さぁ、旅立とう。
未来に翼を広げて…
本当の愛を求めて…
そして、憎しみや悲しみの無い世界を…
人類に笑みを………