擬人化アンパンマン&二次創作
□正義と悪の境界線
1ページ/7ページ
正義と悪の境界線
「バイキンマン、遊ぼ?」
畜生可愛いなあオイ。
俺様バイキンマン。
天才科学者兼名悪役。
そしてコイツが・・・
「バイキンマン!!遊ぼ、って言ってるじゃん!!」
アンパンマン。
俺の好きな奴。
それでいて・・・敵。
くっそー、何で俺らはこうなんだろう。
正義と悪、それは絶対越えてはならない壁。
「だったのに・・・な」
今ではこうして休日(2人とも仕事が休みの日 て言うか菌が決めればその日はいつでも休日になる)に会う様になってしまった。
―――でも、今のこの関係はなかなか良いものだと思っている。
(だって・・・あんなスムーズに行きそうな関係でも全然進まねえもんな)
あんなスムーズに行きそう、と言う関係の持ち主は食パンマンとカレーパンマンであって。
彼らはアンパンマンの仲間で、よく2人で居るところを見かけたりしたものだ。
そう、生まれた時から敵として戦っていた自分達と違って。