Novel

□Gの恐怖
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二人が入ってきてもルパンは気づいていないようだった。
未だに布団にくるまっているが、敵がいる気配はない。
ルパンの様子に二人は顔を見合わせた。
一体、何があったというのだろうか。

「…おい、ルパン?」

次元が声をかけてみると布団がビクッと動いた。

「何があったのだ?」

五右ェ門もルパンがいるベットに近づき、声をかけた。



「うわああぁぁん!!次元、五右ェ門!!!」

「ぬぉっ!!?」

いきなりルパンは五右ェ門に抱きついた。

「は、離れろルパン!!;;」

「怖かった怖かったー!!!」

「おいコラ」

次元が五右ェ門からルパンを引き離そうとするが無駄に終わる。
らちがあかないので諦めて、次元は取りあえず何があったのか再度ルパンに尋ねた。




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