Novel
□Gの恐怖
2ページ/9ページ
二人が入ってきてもルパンは気づいていないようだった。
未だに布団にくるまっているが、敵がいる気配はない。
ルパンの様子に二人は顔を見合わせた。
一体、何があったというのだろうか。
「…おい、ルパン?」
次元が声をかけてみると布団がビクッと動いた。
「何があったのだ?」
五右ェ門もルパンがいるベットに近づき、声をかけた。
「うわああぁぁん!!次元、五右ェ門!!!」
「ぬぉっ!!?」
いきなりルパンは五右ェ門に抱きついた。
「は、離れろルパン!!;;」
「怖かった怖かったー!!!」
「おいコラ」
次元が五右ェ門からルパンを引き離そうとするが無駄に終わる。
らちがあかないので諦めて、次元は取りあえず何があったのか再度ルパンに尋ねた。
.