頂きモノ小説

□結局は愛
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セーラー服、ナース、メイド…
単純な発想だが、これらは男のロマンだったりする

恋人に一度は着せてみたいという願望もあったり


「可愛い、よな」


そんなことを考えながら暇を持て余す
煙草をぷかぷか吹かして、お気に入りのバーボンを飲んで、眼はあさっての方を向く


「似合う、よなぁ」
「何がだ」
「ん〜メイドとか」
「誰が?」
「お前が……んん?」


しまった、やっちまった


五右ェ門が少し引き気味でこっちを見ている

そんな眼で見ないでくれ、ダーリン


「…阿呆か」
「ああ、でも見たい」


そう言ったら睨まれた
自分でもわかる、いま俺の顔はニヤついて締まりのない顔になってんだろうなぁ


だが、一度は着せてみたいと思っていても相手は男な上に侍だ


確実に無理


「…だめ、か」
「斬るぞ」
「うーん」


俺の頭大丈夫か?
これ以上はヤバいと警報が鳴る
バーボンの飲み過ぎだな…たぶん


「なんか、もういっかぁ」
「は?」
「うーん、好きだぜ五右ェ門」
「訳が分からん」


こりゃ、そうとう酔ってんな…俺

そんな自分に苦笑してバーボンを一気に口へ流し込む
首を傾げ俺を見る五右ェ門が可愛くて


「ははっ、好きだぜ」
「うるさい、酔っ払い」


照れているのか、五右ェ門の頬が少し赤い


…可愛いところが見れたし、まあいいか


改めて恋人を愛しく思った瞬間だった
(やはりお前には敵わない)


マーニアの屋敷に入り込む数日前のお話
(信じちゃいねぇが神様ありがとう!)


end





結局ゴエは女装しないという焦らしプレイですよ、奥様!!そんでもってゴエったらツンデレでそっち方面で悶えさせられました^^
次元の変態加減がまるで私でございます^^^^

九様、ありがとうございましたvv


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