捧･頂
□性格変化？
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『リバって何だ？』
ギクッ
《性格変化？》
十代の何気ない言葉に戸惑う者達。
特に万丈目なんか飲んでいた紅茶を吹き出した。
『げほっ、げほ…』
『おぃ、大丈夫か？
万丈目…』
激しくむせる万丈目に声をかけるエド。
この場には三人しかいなかった。
『なぁなぁ、リバって？
ＢＬ・ＧＬって何なんだ？』
そんなあわただしい様子を無視して質問してくる十代。
やっと万丈目もおさまりかかった。
『貴様…いきなり何だ？』
『だって本に書いてあったんだもん。
“只今の抽選会、一等はＢＬの…”』
『わぁ!?読むな、
朗読するなあ!!』
万丈目は十代の持っていた雑誌を取り上げた。
『（どんな雑誌を読んでたんだ…？）
十代、それ誰からもらった？』
『えーと、ヨハンから！
エドも知らないの？』
『いや…何となくなら分かる。』
『ウソをつくな貴様!!
この前俺に何を教え…むぐっ!?』
反論した万丈目の口を抑えるエド。
『もちろん知ってるよ？
だけどこぅゆぅのは実際体験した方が分かると思うんだよね、十代。』
『実際体験？』
『そぅ…助っ人も呼んであるし！』
『プハッ、エド何を発言してるんだ!?
だいたい貴様は普段からエロ…むぐぐっ!?』
エドは再び強く万条目の口を抑えた。
『君は黙ってて。
そろそろ来るはずなんだが…』
『ぉーぃ、エドー？』