Novel
□〜ホタテ誘拐編〜
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―時は過ぎ1年後―
―やっとドラマを撮り終え、放送を間近にむかえ、毎日毎日ドラマ出演者やバンドメンバーはTVやラジオの出演に忙しくしていた―
マネ 「え〜っと…明日は朝9時〜夜までスケジュールがいっぱいですよι頑張って下さいね!!
皆さん本当にこの1年、お疲れ様でした。」
ニパッっと笑いマネージャーの田中さん(♀)は、言った。
「「「うぃ―」」」
その言葉と共に、ホリプロの事務所に居た者は息をつき、倒れる…。
本当に疲れきった様子だ。
そこに…
ジ 「ホリ代!
来てやったゼ!!
土産は当然バナナさっd(>▽<!!」
ジオニーが土産のバナナを手にやってきた。
ホ社 「キャー♪ダーリンvどうしたの−!?」
ジ 「やぁ!今日は朗報を知らせに来たんだ。」
ヒシッっとジオニーに抱きつきながらホリ代は尋ねた。
ホ社 「朗報??」
ホリ代の目には3日間徹夜で寝ていないため、隈ができている。
ジ 「いやね。ホタテちゃんが誘拐されたんだって♪」
スゴイビックリしちゃったよ!…っと、ニコやかにとんでも無いことを口にするジオニー。
ホ社 「NO〜!!私の大事なホタテちゃんが…」
ホリ代の顔は、今にも泣き出しそうだ。
ホ社 「あれほど、道のホタテは拾うな!!って言ってたのに…ιι」
※名前の通り、ホタテが大好きなホタテちゃん
ホ社 「本当に困った子なんだから…ιどうしましょιι
ってか、なんでそんな嬉しそうなの?」
ジオニーはいまだにニコニコしている。
そして
ジ 「ハプニングに、いい男はつきものだからさ♪
「あ゙あ゙―!!」
…ちょっと聞いてるっ?」
ジオニーの言葉の途中でホリ代は、思い出したように声をあげた。
ホ社 「今日はドラマ開始と同時に、ドラマ初回放送記念『ウエストホーリーwith女百戦ライブ』があるのに―!!」
バンドメンバー&ドラマ出演者全員総出演のライブをホリ代は忘れていたのだった。
もちろんホタテは、バンドメンバー、ドラマ出演者どちらにも属しているわけで…。
ホ社「ホタテも犯人も…許さ―ん!!
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