貴方のために自分を磨いた。でも綺麗と言ってくれるのは貴方じゃない。

鏡に映る私はあの子にそっくりで、分かっていたはずの事実から目を背けた。

私も愛情をかけてやれば育つ、植物みたいなもの。なのに私はまだ芽吹いてすらいない。

手の内でいくらでも踊ってやろうじゃない。それで貴方の側にいられるなら。

少しでも貴方の心の中に残られるなら、なんだってする。そう、死ぬことも。







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