▽郷愁漂流
□どーでもいい
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どーでもいい
どーでもいいけど空を観ていた
青かった
すっごい青かった
その空をどーでもいい飛行機が横切った
目をそらしたら
そこにどーでもいい雲があった
白かった
ボクは今どーでもいいような草原に寝そべっている
畑だった
どーでもいい虫が飛んでいった
どーでもいい風が吹いた
どーでもいい森が風にそよった
ボクは今どーでもいい時間をとりあえず寝そべって過ごしていた
どーでもいいような時が過ぎていた
でもボクは
とっても心地よかった
清々しく爽快だった
このどーでもいい時間
空間が好きだった
また風が吹いた気がした
そして今ボクはいる