第1部

□第五話
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それから僕らは幌馬車隊のみんなに感謝され、一度は幌馬車隊に別れを言おうとしたが、

カガ 「キラ!!」

キラ 「カガリ??」

カガ 「キラ!!聞いてくれ!!」

キラ 「どうしたの??」

カガ 「アスランの手がかりを掴んだんだ!!」

キラ 「ぇ??」

カガリは頬を紅潮させて嬉しそうに僕に話す。

キラ (やっぱり諦めてくれないんだね…。)

手がかりがなくなればカガリは諦めて村に戻ると思ってた僕はどうやってカガリを説得しようか頭を悩ましていると

シン 「なんだ…。探してる奴はいなかったのか??」

カガ 「そうなんだ…。でもどこに行ったかはわかるんだが…」

シン 「どこに行ったんだ??」

カガ 「東部にあるミネルバ山脈へむかったって…」

シン 「なんだ。なら俺達もミネルバ山脈に行くから一緒に旅を続けないか??今度は俺から義父さん達に頼んでみるからさ。」

カガ 「シン…」

キラ (余計なことを!!!)

キラ 「ありがとう。だけど僕達、幌馬車も馬もないんだよ。」

カガ 「そうだ…。どうしよう…。」

シン 「心配しなくていいよ!!カガリ!!」
キラ (だから余計な事言うなって!!)

これじゃカガリを連れ戻せないじゃないか!!

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