第2部

□第六話
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イザーク 「カガリ!?」

突然カガリに呼ばれて俺達は飛び上がった。

まさか…聞かれた??

カガ 「水を汲みに行ったらイザークが見えたから何してるのかと…ああ、ディアッカもいたのか。」

ディアッカ 「水??喉でも渇いたのか??」

カガ 「いや…アスランの…アスランの熱が下がらないんだ。」

彼女は涙を隠すように下を向いた。

イザーク 「…貸せ。テントまで持っていってやる。」

カガ 「イザーク…」

ディアッカ 「まさかあいつ今日はずっと??」

カガ 「ああ。なのに隠してて…私も気がつくのが遅くてな…」

イザーク 「…アスランは起きてるのか??」

カガ 「うなされてるから起きてはいると思う。」

イザーク 「そうか…。」

イザークから合図が送られてきた。

はいはいι

本当は優しいクセに照れ屋だからな…ι

ディアッカ 「カガリ…ここはイザークに任せよう。」

カガ 「だが…」

ディアッカ 「イザークくらいの奴が言った方があいつにはきくって。」

カガ 「…ディアッカ。わかった。」

それでもまだ不安なのかカガリはアスランの眠るテントをずっと見つめていた。

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