第2部
□第二話
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カガ 「アスランっ!!アスラン!!」
必死にアスランを呼ぶカガリの声にイザークとディアッカが駆けつけた。
イザーク 「!!…アスラン…。」
ディアッカ 「…脈はある。だが…」
キラ 「ノイマンさんがいてくれたら…」
ノイマン 「呼んだ??」
キラ 「ノイマンさん!!」
カガ 「ノイマン…」
ノイマン 「カガリちゃん…怪我人は??」
カガ 「こっち…」
ノイマン 「これは…。キラっ!!マードック隊長に担架を持ってきて貰ってくれ。そこの金髪くんと銀髪くんは担架が来たら運ぶのを手伝ってくれ。」
イザーク 「わかった。」
すぐに担架が来て、アスランはノイマンさんと一緒に一足先に幌馬車隊へ向かった。
僕とカガリはマードック隊長に今までの事を話した。
キラ 「マードック隊長達は…どうして…」
マードック 「あの怪我人に助けられてな。後続隊が心配になって引き返したんだ。そしたら後続隊はお前達以外はみんな重症で倒れていてな。とりあえず隊を二手に分けて怪我人はドミニオンへ運んでいかせた。」
キラ 「後続隊の皆さんは…」
マードック 「何の報告も受けてないからな。なんとも言えないさな。」
キラ 「そんな…」
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