第2部

□第一話
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キラ 「カガリ…」

カガ 「…っ…ぅっ…くっ…」

悲しい気持ちは同じだ。

だけど僕は今度こそカガリを守らなくちゃ。

それがシンに託された想いだから…。

ディアッカ 「お前達、とりあえずうちに来ないか??これからの事もあるしな。」

イザーク 「ディアッカ!!貴様!!あの家は俺の家で…」

ディアッカ 「わかったわかったιその家がなくなるかもしれないからとりあえず急ごうぜ。」

イザーク 「なにっ!?」

泣きじゃくるカガリを背負い、僕らはインパルスを連れて、イザークの家に向かった。

イザークの家は小さいながらも綺麗に手入れされていて、彼の几帳面さが垣間見えた。

カガリはまだ泣いている。

僕はカガリをソファへ下ろし、イザークから毛布を借りるとカガリにかけてやった。

カガリは毛布にくるまり、声を押し殺して泣いた。

ディアッカ 「で、お前達は何者なんだ??」

キラ 「へ??」

ディアッカ 「俺達は最初、山賊に襲われてると思ったんだ。」

イザーク 「多勢に無勢は卑怯だからな。」

キラ 「僕らにも何が何だか…」

ディアッカ 「そうかよ??俺にはそう見えなかったぜ。」

イザーク 「じらさないで早く言え!!」

…イザークって怖いι

それが僕の第一印象だった。

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