小説【短編】

□反抗期(ネタが思い付き次第更新します。)
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「ほ〜ら、絳攸。お前の好きなクマの縫いぐるみだぞぉ。」

愛しい息子になんとか取り入ろうと、必死な男ー紅 黎深ー。
帰宅途中に見掛けた息子の大好きなクマの縫いぐるみを即決で購入し、帰宅直後に息子の室へ行きこれ見よがしに息子に見せてみた。案の定、息子の目は大好きクマの縫いぐるみに釘付けになり黎深が縫いぐるみ右に動かせば右へ、左に動かせば左へと目が動く。

だが決して、何も言おうとしない息子。
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