小説【短編】

□消せない過去
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『二度と俺様の前に現れるな』









俺が幼稚園の時、好きだった女に照れ隠しに言った言葉。



その日を境に彼女は、本当に俺の前から姿を消した。



後日、先生の口から彼女が“家庭の事情で引っ越した”ことを知った。



俺は、彼女に謝ることも想いを伝えることも出来ないままとなった。



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