小説【短編】

□秀麗にストーカー?!
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最近、お嬢様が変だ。しばらく室に閉じこもっていたと思ったら、今度は何やら藍将軍をよく訪ねているようである。
心配に思い静蘭は公休日に秀麗の後をつけてみることにした。

案の定、秀麗は藍将軍を訪ねていた。二人はお茶をしたのち、武術の稽古を始めた。

「お嬢様、武術ならば私もお教え出来ますのに…」


秀麗が心配な静蘭は、その日以降ことあるごとに秀麗の後をつけていた。そんなある日、帰宅してから邵可に「ここ最近、誰かにつけられているような気がする」と相談している秀麗を静蘭は見てしまった。静蘭の大切大切なお嬢様は不安からか今にも泣き出しそうな顔をしていた。邵可は「静蘭に護衛して貰おう」と提案するも、秀麗は「静蘭は仕事があるから…」と渋っていた。
結局、しばらく燕青に護衛を頼もうということになったために二人から静蘭に護衛のお願いはこなかった。
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