補助板
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【愛 (あい)】
その言葉は免罪符じゃない。
【赤 (あか)】
夕日の赤が染めた町で
感傷にひたれたなら
なんて贅沢なことだろう
【赤信号 (あかしんごう)】
空気が消えて
解放された安息が
首を絞めるように
【明時華 (あかときか)】
目の醒める花ふぶきの中で
数々の記憶をみるのは何故。
幸せを感じていた幼さを発見して
また涙してしまったよ。
【朝陽 (あさひ)】
全ての悪夢が
朝陽に消える夜のように
溶けてしまえばいいのに
【明日 (あした)】
たどり着くところなのか
やってくるところなのか
自分次第すぎてわかりません。
【雨水 (あまみず)】
強い酸性の雨水で
私を囲う壁をドロドロに溶かしたい。
【雨水 (あまみず)】
何か化学物質のとけた水が
空から落ちてきて地へ戻る。
私たちの骨が還る地と
同じ地に、溶け溜まるために。
【雨 (あめ)】
かわききったあの人の心を潤して。
こんな風に体温を奪わずに。
【アレルギー (あれるぎー)】
意思だけでどうにかなるコトなら
誰しも逃げ出したりはしない。
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